バイナンス、マイニングプール事業の終了を発表 2026年11月10日に全サービス停止

大手暗号資産(仮想通貨)取引所のBinance(バイナンス)は、2026年11月10日07:00(UTC)をもって、Binance Poolおよび関連するマイニングサービスを終了することを発表しました。このカットオフ時刻以降、マイニング接続は無効化され、送信されたシェアはすべて拒否されます。マイナーはビットコインのマイニング活動の中断を避けるため、期限までに他のプールへ機器をリダイレクトする必要があります。
Binance側は今回のサービス終了について、製品およびサービスの継続的な見直しの一環であると説明しています。これにより6年以上にわたって運営されてきた事業が幕を閉じることになりますが、現時点で決定に関する具体的な理由についての言及はありません。
2026年11月10日07:00(UTC)の時点で、Binanceはマイニング接続を遮断し、マイニングプールのStratum URLおよびその他のエンドポイントを無効にします。この時刻以降に受信されたハッシュレートの送信やマイニングシェアは、受理・処理・クレジットの対象外となります。
終了の対象となるサービスは、コアとなるプール事業にとどまりません。Pool Savings(プールセービング)、クラウドマイニング、トランザクション・アクセラレーターに加え、マイニングプールのAPI、Telegramのハッシュレートアラート、メール通知も終了します。これらの対象製品については、カットオフ以降、新たな報酬や利回り、その他のサービス特典は発生しません。
今回の措置はプールのエンドポイント変更を要求するものであり、マイナーが所有するハードウェア自体のシャットダウンを告げるものではありません。Binanceは代替となるプロバイダーを指名しておらず、通知の中では現在のプールのハッシュレート、影響を受けるユーザー数、移動が予想される計算能力の規模についても明らかにしていません。
報酬の最終決済には条件が適用
11月10日07:00(UTC)までに送信された適格なマイニングシェアについては、Binance Poolの適用ルールに基づき、最終的な報酬計算に含まれます。これにより、カットオフ前の計算プロセスは維持されることになります。
Binanceによると、未払いの報酬、残高、払い戻し、および決済については、サービス終了後も処理される可能性があるとしています。ただし、これらの処理は製品規約、アカウントステータス、リスク管理、コンプライアンスチェック、および適用法に従う必要があり、今回の発表ですべての残高の支払日や支払いが保証されているわけではありません。
同取引所は11月10日にホームページからBinance Poolへのリンクを削除します。アクティブなPool Savingsのポジションを持つユーザーは、サービス終了前に解約または償還を行うよう求められています。また、アカウント保持者は、適格な残余資金を受け取れる状態にあるかを確認しておく必要があります。
マイナーに課された移行期限
マイナーは11月10日07:00(UTC)までにBinance Poolとの接続を解除し、機器を別のプールに再設定する必要があります。無効化されたエンドポイントに向けられたままの機器は、カットオフ以降、作業を送信できなくなるため、運用のタイミングが極めて重要となります。
また、報酬や払い戻しのタイムリーな処理を円滑に進めるため、ユーザーは同日23:59(UTC)までに必要な本人確認(KYC)やその他のアカウント手続きを完了させる必要があります。なお、このアカウント関連の期限は、マイニングアクセスを07:00(UTC)以降まで延長するものではない点に注意が必要です。
サービス停止後も、履歴データやアカウント記録、支払い状況などを確認するため、Binance Poolのページは2026年11月24日07:00(UTC)までの14日間は引き続きアクセス可能となります。